このサイトではあまり日記的なことを書くつもりはなかったのですが、プログラミング関連について学習していると、今まで思いもしなかった気づきや、学習中に幾度となく感じる考えみたいなものが多いなと思い、それらを残すべきだと思い記事を書いています。それらの気づきや考えというのはその都度文字として残し、後から振り返りできるという状況が今後の技術向上のために良いのかなと感じたので、これから日記というカテゴリの中で残していくつもりです。
そのように考えさせられた最初の事例は、「本を読むことの大切さ」という内容です。
ネット記事や公式ドキュメントだけでは知識として根付かせるのは不十分?
これまではどちらかというと個人が書くネット記事や公式ドキュメントを参照するだけで、書籍を通して勉強することを重要視していませんでした。それはなんだかんだで大部分はネットを通じて知識が「無料で」得られると考えており、書籍を買う必要性を感じていなかったというからです。
しかし、ネット記事や公式ドキュメントでは調べたいことがピンポイントで存在する場合には機能する一方で、知識が自分の中に体系的に確立するかという部分においては、絶対的ではないと感じる実体験があったりします。とりわけ公式ドキュメントを参照するということは非常に大事なことで欠かせないルートであることは間違いないことだと思いますが、それをすべて理解するには個人のレベル的にそこまで達していないという実情もあり、知らず知らずのうちに全体の知識体系の中に穴が生じることが多かったように思います。
そういう意味では、公式ドキュメントをしっかり理解し、あらゆる面(セキュリティなど)に配慮できる技術者が書いた専門書籍というのは、欠かせないという結論に至ります。
本を読む方が結果的にはやく知識を得られるかも
技術本は他のカテゴリの書籍と比べ、本の内容に間違いが含まれているケースが多いように感じます。バージョンの違いなどにより本の内容が機能しなくなってしまうケースも多いので、本を妄信しすぎることは必ずしもメリットというわけではないはずです。
しかしながら、本を読むことは結果として今世の中に広まっている基礎知識を素早く網羅するのに役立つと思います。頻繁にバージョンが更新されるものに関していえばその限りではないかもしれませんが、その後の更新状況を公式ドキュメントなどで把握するという行為をするにいたっても、ある一定のバージョン情報を体系的に理解できているという知識は必要なはずです。
本を読むという意識を再認識するべし
今回この記事を書きたいと思ったのは、技術書を読むのも意外と良いものだなと感じたからです。いろんな言語の基礎的な部分を解説した記事やサイトは無数にあるはずですが、1冊のまとまりの中で書籍という形で知識を得ることも必要な勉強だと感じました。
今年はネットでも十分だろうと思って読まずにいた書籍をきちんと手に入れて目を通してみたいと思います。
とりあえずCentOSとApacheの2つは必ず読みたいところです。
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